商品・サービスについての質問は、高確率で聞かれる質問です。
学生でも利用できる商品・サービスがあるなら必ず利用しておくべきです。
法人向けの商品・サービスしかない場合や、値段が高くて学生では利用・購入できないものである場合でも、ネットや口コミ、店舗で見るなどして感想を語れるようにしておくべきです。
また競合他社の商品・サービスも利用しておき、その比較から商品・サービスについても語れるようにしておきましょう。
質問の意図
この質問で面接官は次のようなことを確認します。
- 企業研究をしっかりしているか?
- 商品・サービスを理解した上で志望しているのか?
- 商品・サービスが好きだから応募したのではないか?
他社との比較から語る
他社との比較で、その企業の商品・サービスについて語ることができれば、問題ないでしょう。
他社と比較で語ることで、業界研究、競合他社の研究、企業研究がきちんとできていることをアピールできます。
さらに、本気でその業界、その企業を志望している、ということを関節的に伝えることができます。
ただし、業界雑誌やネットの記事で書いてあるような一般論や、世間の意見だけを語るのでは印象が弱いです。
そのためやはり実際に商品・サービスを利用し、実体験からどこがどう魅力的なのか、すぐれているのかを語る方がいいでしょう。
商品・サービスの大好きアピールだけでは不十分
「○○という商品が特に好きです」
「○○というサービスは小さいころから愛用しています」
といったように、自分がいかにその企業の商品・サービスが好きであるか、をアピールするだけど評価してもらえません。
なぜならそんなことを言う学生はやまほどいるからです。
また、好きな商品・サービスに関われないような部署に配属された場合、辞める可能性がある、と判断される場合もあります。
そのため大好きアピールをしても、「お客様でいてください」と判断されるだけです。
商品・サービスの課題や改善点も語れるようにしておく
「弊社の商品・サービスについてどう思いますか?」この質問に回答した後は、「何か改善点はありますか?」と質問のされる可能性が高いです。
商品・サービスについての感想を語る時に、「ここをこう改善したら、もっと使いやすくなると思います」と、改善点もセットで伝えてしまってもいいでしょう。
しかし、いずれにせよ商品・サービスの課題や改善点も語れるようにしておく必要があります。
会社が求めているのは、利益に貢献してくれる人です。商品・サービスの良い面だけではなく、悪い面、改善点も把握できる人の方が役に立つことは間違いありません。