字の上手・下手、生年月日などは違い、趣味・特技・資格・免許の欄は、履歴書において他の学生と差がつく部分です。
趣味・特技・資格などの欄がない履歴書もありますが、この欄がある履歴書を使う場合は手を抜いてはいけません。
採用担当者は意外と見ています。
ここでは【趣味・特技・資格・免許】について「どんなことに注意して書けばいいのか?」をまとめて解説します。
趣味
「趣味」を書く場合におさえておきたいポイントは以下の3つです。
- 力を入れている要素がアピールできる趣味を書く
- 趣味を羅列するのではなく、趣味の説明を簡潔に書く
- ウケ狙いの趣味は評価されない
- 仕事に支障きたす可能性がある趣味は書かない
数か月前にハマリ始めたアイドルの追っかけは趣味とは言えません。目立とう、ウケを狙おうとして「カラオケ」「飲み会」などと書いても評価されません。
また、仕事に支障きたす可能性がある趣味は書かない方がいいです。例えば、お酒、ギャンブル、アイドルの追っかけなどです。
趣味と書く以上、力を入れている要素が大切です。
書く時は、単に趣味は羅列するのではなく、その趣味ついて簡単な説明を記載するようにしましょう。
スポーツ:サッカーやテニスなど、スポーツであれば何でも好きですが、最近は月に1回のペースでロッククライミングを楽しんでいます
上記のように説明も記載すると、その人の人間性を示すことができます。
資格・免許
資格・免許では、自己PRにつなげる書き方をするようにしましょう。
例えば、秘書技能検定、実用英語技能検定、日本商工会議所簿記検定資格などは、実際のビジネスでも役に立つものなので、取得している場合は記載します。ただし、評価されるのは最低でも2級からです。
注意点は以下の2つです。
- 応募する業界・業種に全く関係のない資格は書かない
- 資格は正式名称で記載
例えば、IT系の企業に出す履歴書に「宅建」と書かれていた場合、それを見た採用担当者は「第一志望は不動産業界で、うちはお試し受験か」と疑念を持たれてしまいます。そのため応募する業界・業種に全く関係のない資格は書かないようにしましょう。
また、資格は正式名称で記載します。「簿記」「英検」「宅建」などは略称です。正式名称をネット等でしらべてから正確に記載します。
資格は書けば書くほど評価が上がるわけではありません。アピールにつなげるものだけを記載するようにしましょう。
特技
「パソコンの知識が豊富」「武道、茶道を習っており礼儀作法が身についている」などを特技として書けば、評価される場合があります。
特技では、「優れている」と自己評価できる内容を書くことで、評価アップにつなげる場合があるので、特技があれば記載するようにしましょう。ただし、ウケ狙いの特技ややりすぎは逆効果です。
パソコン:Word、Excel、PowerPointを使いこなせる
マナー:去年からマナー教室に通っており、言葉づかい、社会人としてのマナーを学びました