性格や交友関係、労働意欲、法やモラルに反することをしていないか、などを調べるために企業は応募者のSNSのチェックすることがあります。
ここでは、
「こんな投稿があるとヤバい!」
つまりネガティブな評価を受ける、というSNSの投稿内容を紹介します。
ヤバい文章や写真、動画がある場合は削除しましょう。最悪の場合は、アカウントごと削除しましょう。
自己分析や企業研究も大切ですが、SNSを、誰に、いつ見られても問題ないように整理するのも大切です。
企業に見られるとヤバい投稿内容
特定の国、企業、人物に対する過激な発言、人を傷つける発言
「こないだ参加した説明会、どうでもいい話ばっかりで寝たわwww」
といったように企業に対するネガティブな発言が見つかれば、評価は最悪です。たとえ企業名を書いていなくても。
特定の人物や国に対する発言も注意が必要です。「北朝鮮が……」「アメリカの大統領が……」などの後に、テレビではいない過激な言葉や表現を使っている場合は削除したほうがいいでしょう。
そのほか、外出中に見かけた迷惑な人に対して、過激な言葉を使って批判している場合も削除したいいでしょう。
友人がみたら面白がってくれるものであっても、あかの他人が見て気分を害する可能性があるものはすべて削除するべきです。
過度な夜遊びの投稿、羽目を外した遊びの投稿
酔って道の真ん中で寝ている写真がある、クラブで撮影した写真ばかり、ギャンブルに関する投稿で埋め尽くされている
などの場合は、印象が悪くなる可能性があります。
ギャンブルをするのも、お酒を飲むのも本人の自由ですが、それを見た人がどう受けとるか、を考えなければいけません。
採用担当者は、30歳後半から50歳前後の人です。
中年の人が見てもなんとも思わないもの、簡単にいえば「健全」と判断できる投稿だけにしておきましょう。
金融のようなお堅い業界を受ける場合は特に注意が必要です。
過度にネガティブな内容の投稿
「死にたい」「就活辞めたい」「何もやる気がしない」などのネガティブな内容ばかりなのも問題です。
そんなネガティブ志向な人と、一緒に働きたいと思う人はいません。
もちろん文脈によってネガティブに受けとられないものもあります。例えば、「間違えて知らない人に声かけちゃった、恥ずかしくて死にたい。」ならばネガティブと受けとられることはないでしょう。
明らかにネガティブと受けとるものだけ削除しておけばいいでしょう。
法律に触れる投稿、モラルの欠けた投稿
法律に触れるものは絶対にNGです。
「今日、万引きをした」「バイト先のお金をいただいた」などという投稿があれば、一発アウトで、不採用です。
そのほかモラルに反するもの、例えば、「バイトで、賞味期限切れの材料を使った」という投稿は完全にNGです。
また、歩きタバコをしている動画などがある場合は削除しておくべきです。
サブアカウントもチェックされる可能性がある
SNSアカウントは、メールアドレスや電話番号から検索できます。
履歴書に書いた電話番号から検索されれば、実名で登録していないサブアカウントもチェックされる可能性があります。
検索されないようにロックをかけていたり、自分だけしか知らないメールアドレスを使っていたりと、対策をしていると思いますが、サブアカウントで、メインアカウントをフォローしていれば、メインアカウントからたどられる可能性もあります。
発見されない保証はどこにもありません。
サブアカウントで過激な投稿、危ない投稿をしている場合は、何かしら対策をとったほうがいいでしょう。アカウントを消すという選択も考慮して。
ネット上にアップされているものはすべて整理しておく
Twitter、Facebook、Instagramなど、メジャーなSNSだけが対象ではありません。
LINE、にも近況を投稿する機能があり、これをチェックされる可能性があります。
またYouTubeやニコ動などの動画配信サイトに動画をアップしている場合や、ブログを書いている場合も注意が必要です。
ネット上にアップされている、文章、写真、動画は、すべてチェックされる可能性があります。誰に、いつ見られても大丈夫なように、整理しておきましょう。
※参考書籍
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