多くの就活生が、志望動機や自己PRでサークルやアルバイトの話題を話します。
一方、これらの話題に触れなかった場合、面接官側から「サークルやアルバイトについて教えてください」と質問を受けることがあります。
質問の意図としては、
サークルやアルバイトで経験したことのなかで、仕事で生かせるものがあるか?
サークルやアルバイトで経験したことのなかで、どんなことを学んできたのか?
どんな学生生活を送っていたのか?
これらのことを探るためです。
何をしたのかと、得たこと・学んだことをアピールする
「サークルはテニスサークルで、アルバイトは居酒屋でしていまいた」と単に、何をしていたかを話すだけでは不十分です。
例えば、テニスサークル所属していたのであれば、テニスサークルでどんな経験をしたのか、どんなことを学べたのか、を話すべきです。
複数のサークル・アルバイトをしていたのであれば、最もいいアピールができるものを1つピックアップして、話すようにしましょう。
また、サークルもアルバイトもしていという場合は、「なぜしなかったのか? その代わりに何をしたのか?」を具体的に話せば、評価が悪くなることはありません。
回答例
昨年まで、高校受験を控えた中学生を教えていたのですが、当初は不可能と思われていた志望校に、合格しました。
なにより本人が頑張ったのはもちろんですが、目標を達成するために試行錯誤することで、結果は必ずでるということを、学ぶことができました。
類似の質問
あなたのサークルはどんなことをサークルですか?
「どんなこと」と聞いていますが、これはサークルの目的です。
そのため、「テニスをしています」「野球をしています」と活動内容だけでは不十分であり、どんな目的で取り組んでいるのかを答える必要があります。
例えば、
「テニスサークルをやっております。特に私のサークルでは、初心者も上級者も、一緒に楽しめるような練習メニューを、メンバーで協力しながら考えることを目的に運営しています。」
こちらのように運営の目的や姿勢まで語ると、好印象です。
サークル活動に取り組むなかで困難なことはありましたか?
どんな困難があったか、よりもその困難をどのように解決し、何を学んだのかを伝えることが重要です。
面接官が知りたいのは、困難を乗り越えるまでのプロセスです。
「こんな困難があった。この困難をこのようにして乗り超えた。」
もしくは、「いろいろ試したけど、困難を乗り越えることはできなかった。次に同じような困難にあたった時は、このように解決したい」
といった流れで答えると、問題解決に取り組む姿勢、結果分析の姿勢をアピールできます。
アルバイト経験から何を学びましたか?
ストレートに、アルバイト経験から学んだことを答えましょう。
ただし、アルバイトのなかで完結することではなく、社会にでても役立つことで、学んだことを話しましょう。