「これを守らないとヤバい……」
そんな面接の超基本のマナー・ルールを7つ紹介します。
ここで紹介するマナー・ルールを守らないことは、不採用に直結すると思って、絶対に注意するようにしましょう。
- 遅刻・無断欠席はしない
- 携帯電話(スマホ)は電源を切る・音がならないようにする
- 待ち時間に他社の資料をみない、応募書類を書かない
- 挨拶・返事は絶対にする
- 聞かれていないことをベラベラしゃべらない
- きょろきょろしたり、貧乏ゆすりをしたりしない
- 面接会場ではタバコは吸わない・タバコのにおいが付いたまま行かない
なぜ、これらのことを守るべきなのかといったことについて、一つずつ詳しく解説していきます。
遅刻・無断欠席はしない
理由のない遅刻は絶対にNGです。
実際の仕事では、無断遅刻をしたらかなり叱られます。重要な場面で無断遅刻をすれば、解雇の正当な理由になるので、クビになる可能性もあります。
遅刻をする場合はかならず連絡をしましょう。優しい企業であれば、日時をずらして面接をしてくれるはずです。もちろん面接取り消しになる可能性もありますが。
また無断欠席も極力しないようにしましょう。
仕事で無断欠席をしていいのは、辞める覚悟がある時だけです。
まったく入社する気がない企業の面接であっても、一応は欠席の連絡をするべきです。理由は、体調不良でも、身内の不幸でも何でも問題ありません。
無断欠席した噂が、他の企業にでまわる可能性もゼロとは言えません。
携帯電話(スマホ)は電源を切る・音がならないようにする
面接中にスマートフォンがなったり、バイブの音が響いたりすれば場が凍りつき、面接官の表情は一瞬でこわばるでしょう。
どれだけいいアピールができてもスマートフォンがなっただけで不採用になる可能性は十分にあります。
面接中、心配ならば面接会場に入る前にスマートフォンの電源を切っておきましょう。
またアラーム機能によっては、電源を切っていても発動してしまうものがあるので、心配なら、すべてのアラームも切っておくようにしましょう。
待ち時間に他社の資料をみない、応募書類を書かない
面接の順番を待っている時に、
他の会社の資料を読む
スマートフォンで他の会社の情報をみる
履歴書やエントリーシートを記載する
といった行為はとても失礼です。
たとえ待合室に企業の人がいなくても、やるべきではありません。
万一ばれた場合、面接を受けさせてもらえても、不採用になるでしょう。
挨拶・返事は絶対にする
面接会場では、面接官だけでなく、受付の人、面接室に案内してくれる人など、いろんな社員と顔を合わせることになります。
その一人ひとりにかならず挨拶をするようにしましょう。
面接官が受付の人に「挨拶はしっかりできていたか」「愛想はよかったか」など、学生の印象や態度を聞くのは良くある話です。
また、会場の用務員さんにもしっかり挨拶しておくべきです。都市伝説のような話ですが、社員が用務員のふりをして、学生の振る舞いをチェックしていること可能性もあります。
面接会場では、会場のすべての人が面接官だと思い、すべてのしっかり挨拶をしましょう。
また、名前を呼ばれた時はかならず返事をしましょう。
聞かれていないことをベラベラしゃべらない
「自己紹介をお願いします」と聞かれた時に、志望動機も学生時代に力を入れたことも全部しゃべってしまう人がいます。
このように、聞かれていないことまでベラベラしゃべる人は、コミュニケーション力がない人とみなされます。
志望動機を聞かれたら志望動機だけを、自己紹介を聞かれたら自己紹介だけを答えます。気になることがあれば、面接官から質問してくれるので、余計なことはしゃべらないようにしましょう。
視線がきょろきょろしたり、貧乏ゆすりをしたりしない
視線がきょろきょろしたり、貧乏ゆすりをしたり、落ち着きがない人を客前にだすことはできません。
面接は緊張するものですが、いかに緊張を隠し、堂々と振る舞うかも評価のポイントです。
視線がきょろきょろしたり、貧乏ゆすりをしたり、
その他、腕を組む、顔をさわる、手遊びをするなどの癖がある人は注意しましょう。
これらの行為があるととても印象が悪いうえに、面接官は気になってしまって話の内容が頭に入ってきません。
面接会場ではタバコは吸わない・タバコのにおいが付いたまま行かない
面接会場に喫煙所があっても、利用しないほうがいいでしょう。
最近では、喫煙者を採用しない企業がでてきたり、タバコ休憩に批判的な社会人も増えてきたりと、社員の喫煙に対する風当たりは厳しくなっており、
そのため面接の時は、できれば喫煙者であることは隠すべきです。タバコのにおいも完全に消して、面接に臨むべきです。
その他、面接会場付近での歩きタバコ、タバコのポイ捨ても厳禁です。一服するのは会場から十分に離れて、安全を確認できてからにしましょう。