OB・OGを紹介してもらう時、面接のお礼をする時、面接日程を決める時など、就活では必ず企業にメールを送る機会があります。
そこでここでは企業にメールを送る時のマナーや注意点を解説します。
ビジネスメールは、決まった型のようなものがあり、これを守らないとマナーを心得ていないとみなされます。必ずビジネスメールの型を守るようにしましょう。
企業にメールを送る時のマナー
メールで忘れてはいけない項目
続いて企業にメールを送る時に忘れてはいけない項目を一覧で紹介します。
- 宛先(ないと送信できません)
- 件名(タイトル)
- 宛名(誰宛のメールを記載)
- 挨拶・名乗り(挨拶に加え、自分が誰であるかを宛名の後に記載する)
- 本文(読みやすいように、要件はシンプルに)
- 終わりの挨拶
- 署名(自身の名前、連絡先などを最後の記載)
マナー・注意点
いくつか注意点をまとめて紹介します。
- 簡潔に、礼儀をわきまえて
- 口語口調はNG
- 件名(タイトル)は簡潔に
- 本文の冒頭には宛名を忘れずに
- 本文は読みやすいように30~40字で改行
企業の送るメールは、要件がしっかり伝わるように簡潔に記載します。手紙のように季節の挨拶はいりませんが、決まった挨拶があるので、忘れないようにしましょう。(後述)
また件名には簡潔なタイトルを付けて、何のメールかすぐに分かるようにしましょう。わけのわからないメールは迷惑メールだと判断されてしまい、読んでもらえません。読むべきメールだとわかるタイトルを付けます。
例えば、「セミナー参加希望」「OB訪問のお礼」といったようにです。
文章で書いてもわかりづらいと思うので、事項ではサンプル文章とともにメールのマナーを解説します。
メールサンプルと注意点
件名:OB訪問のお願い(○○大学・田中二郎)
本文:
↓宛名(部署しかわからない場合は、~部御中とする、名前がわかる場合は名前を記載)
株式会社○○
営業部 ○○様突然のメール失礼いたします。
○○大学○○学部に在籍しております田中二郎と申します。
↓本文(内容は簡潔に、口語NG)
キャリアセンターで、○○様のご連絡先を教えていただき、OB訪問をさせていただきたく、メールをした次第です。
お忙しいとは存じますが、是非、一度お会いして、お話を聞かせていただけないでしょうか。
↓終わりに挨拶(何卒よろしくお願いいたします、が定番の挨拶)
お返事いただければ幸いでございます
何卒よろしくお願いいたします。
↓署名(区切り線を入れて署名を記載、テンプレを登録しておくと便利)
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田中二郎
○○大学○○学部3年生
Eメール:tanaka2ro@○○.com
住所:東京都中野区○○町x-x-x
電話番号:090-xxxx-xxxx
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特に、件名、宛名、挨拶は忘れがちです。しかもこれを忘れるとマナーがなっていないと判断されてしまいます。
絶対に忘れないように、送信ボタンを押す前に2回、3回、見直すようにしましょう。