「あなたのこだわりについて教えてください」
この質問は、その学生の価値観や行動基準など、本質的な部分を確認するための質問です。
こだわりを答えるのはもちろんのこと、それにこだわっている理由について回答する必要があります。
回答のポイント
回答のする時に注意したいのは、次の5つです。
- なぜそれにこだわるのか、理由について解説する
- 具体例、エピソードも簡単に答える
- 仕事に支障がでそうだ、と判断されるこだわりは避ける
- できれば、信憑性のあるこだわりを答える
- できれば、仕事に生かせそうなこだわりを答える
やはり、こだわる理由と具体例もセットで回答しないと、面接官に納得してもらえません。
またコミュニケーション能力が低い、と判断される可能性もあります。
仕事に支障がでそうだ、と判断されるこだわりは避ける
「休みたい時は休む」「やりたくないことはやらない」などこだわりは、仕事に支障がでそうだと判断される恐れがあります。
このようなこだわりを答える場合は、「もちろん仕事は別ですが」といったようにフォローを入れるようにしましょう。
信憑性のある「こだわり」を回答する
できれば気をつけたいのは、信憑性がある回答をすることです。
たとえば、「社会の役に立つことにこだわっています」という回答は、スケールが大きすぎますし、抽象的であるため、信憑性がありません。「お前は聖人君主か!」と頭の中でツッコまれるだけです。
もちろん社会の役に立ちたい、というのは嘘ではないでしょう。またこのような回答でも、理由や具体例を、面接官が納得できるように説明できれば問題ないでしょう。
しかし、テーマが大きすぎるため、納得できるような説明を考えるのは簡単ではありません。
立派な自分のこだわりを、ちぐはぐな解説とともに回答するよりは、面接官が納得できる回答を、自信を持って話せるネタで攻めるべきです。
仕事に生かせそうなこだわりを答える
仕事に生かせそうなこだわりを回答すれば、評価ポイントもぐっと上がります。
たとえば「私は、とにかく数をこなすことにこだわっています。苦手なことでも、未経験のことでも、数をこなせばある程度の結果を出せると考えているからです。実体験としては……」
このような回答であれば、「うちの営業は数をこなしてなんぼだからな。うちの仕事に合っているかもしれない」と判断してもらえる可能性があります。
もちろん無理にひねり出したり、嘘のこだわりを用意したりする必要はありません。やはり自信を持って答えられる、こだわりを回答するのが一番です。
回答例
たとえば、今、○○クエストというゲームが学生の間ではやっています。実際にこのゲームをやる前は、キャラクターデザインが良いから人気なのだと考えていました。しかし実際にゲームをやってみると、キャラクターデザインももちろんですが、ストーリー性、無料でも十分に楽しめるゲーム性など、魅力的な部分がたくさんあるからこそ、人気なのだとわかりました。
ネットや本で色々な情報を得られる時代ですが、やはり身をもって体験してこそ、本当の学びが得られると考えています。
※「なかなか就活がうまくいかない…」という方は就職エージェントを活用する
なかなか内定がもらえない、就活うまくいないという場合は就職エージェントがおすすめです。
キャリアチケット
」のような就職エージェントでは、プロのアドバイザーから、ESの添削や面接対策、就活相談、企業への推薦など、様々な就職サポートを無料で受けられます。
以下のページでは就職エージェントについて具体的に解説しているので、興味がある方はご一読いただければと思います。