エントリーシートは早めに提出するべきか?
それとも締め切りギリギリに提出してもいいのか?
志望度の高い企業であれば、徹底的に作り込むためにギリギリまで待ちたいという場合もあるので、悩ましいものです。
しかしESに関しては、絶対に早めに提出するべきです。
志望度の高い企業であればなおさらです。
エントリーシートは絶対に早めに提出する
エントリーシートを早め出すべき理由、それは選考で有利になるからです。
まず到着時期によって学生にエントリーシートを3つに分類します。早く到着したグループ1、そこそこ早く到着したグループ2、締め切り日の前日や当時に届いたグループ3。
人事はこれまでの経験から、早く届いたグループ1ほど説得力のあるものが多く、グループ3は書き飛ばしたもの、いい加減に書いているものが多いという印象を持っています。だからグループ1からより多くの書類選考を通すのです。
このように新卒採用の場では、エントリーシートを到着時期によってグループで分け、早期到着のエントリーシートを優遇することがあるのです。
また企業は、早く到着したグループから順に内定を出していきます。しかし全体の採用人数は決まっています。
例えば採用定員が100人で、エントリーシートが早めに届いたグループ1に優秀な人が多く、80人採用したとします。すると後のグループ2、グループ3からは、20人しか採用できません。当然、グループ2、グループ3の採用基準は厳しくなります。
どれだけ優秀でも、エントリーシートの提出がギリギリになってしまうと、それだけで不利になる可能性があるのです。
逆に早めに提出しておけば、それだけで有利になる可能性があるのです。
企業は仕事を早めにやってくれる人を好む
エントリーシートを早めに提出してくれる人は企業は優遇します。
それもそのはず。
締切ギリギリで仕事を終わらせる人より、余裕を持って仕事を終わらせる人のほうが、企業にとっていい社員です。
なぜなら仕事を早めに終わらせてくれれば、余った時間で次の仕事ができます。
エントリーシートも同じ。
エントリーシートの提出から、仕事のスピードを測っている部分もあるのです。
早めに自分のESを読んでもらうほうが得
また、採用担当者は学生から送られてきた大量のエントリーシートを読みます。
担当者も人間なので徐々に疲れてきて、読み方も荒くなります。
エントリーシートをしっかり読んでもらいたいのであれば、読む側が疲弊する前に、つまりエントリー可能になったらできるだけ早めに提出するべきです。
もちろん他社との応募の関係でやむを得ず、提出がギリギリになってしまうこともあるでしょう。
しかし、志望度の高い企業だけは絶対に、早めに提出するべきです。早めに提出するだけで優遇される場合があるのですから、やらない理由はありません。
理想は、公開されたら1週間以内に提出です。そのためには自己分析や企業研究を早めに終わらせておかなければいけません。