一部の企業では、採用条件として高い英語力を求めており、英語力で足切りをする企業もあります。そういった企業に応募する方、外資系企業を応募する方は、すでに英語を勉強していることでしょう。
一方、英語が必須ではない企業に応募する場合、「英語力はアピールの材料になるのか?」「英語力があると選考で有利になるのか?」という疑問を持っている方もいると思います。
結論からいうなら、英語力は、ないよりもある方がいいでしょう。
英語力はあった方が良い
英語力は当然、ないよりはあった方がいいでしょう。内需の縮小により多くの企業は海外進出を図っています。また安い人件費、高い技術力を求めて、工場を海外に移したり、海外企業に外注する日本企業も少なくありません。
日本の市場だけを対象に事業を行う企業の方が珍しいぐらいです。特に新卒採用を行うような事業が安定している企業は、確実に海外展開を視野に入れている、もしくはすでに海外展開していることでしょう。
そのため、企業側もできれば高い英語力を持った人材を獲得したいと考えています。
採用条件に英語力が記載がなかったとしても、選考で有効なアピール材料になります。就職活動をするにあたって英語力を磨いておくことは決して損にはなりません。
アピールできる英語力
ちなみにアピールになる英語力は、一般的に
TOEIC:730点以上
英検:準1級以上
と言われています。
これ以下だとアピール材料としては弱いです。英語を勉強するならこの基準を目指しましょう。
逆にTOEICの点数が低い場合は、学生生活に勉強しなかったことがバレる可能性があるので、無理に履歴書に記載したり、アピールしたりする必要はありません。
就活で英語力をアピールする場合は、動機もアピールする
就活で英語力をアピールする場合は、
なぜ英語力を磨いたのか?
その英語力を入社後どう生かすのか?
について説明できるようにしましょう。
単に「英語力があります」と伝えたのでは「就活に有利と聞いたから勉強しただけだろう」と判断されてしまいます。
実際、英語ができる学生など山ほどいるので、そういった学生と差別化するためには、英語を勉強した理由や英語力をどう生かすのか、といったこともしっかりアピールできるように準備しておきましょう。