知名度の低い企業や創業間もないベンチャー企業の面接を受けると「うちの会社をどうやって知りましたか?」と聞かれることがあります。
なぜこのような質問をするのか?
その理由は主につぎの3つ。
- 純粋にどうやってうちの会社を知ったのかを知りたいから
- なぜ知名度の低い会社に応募しようと思ったのかを知りたいから
- 知名度の低い会社を受けることに抵抗はないのか知りたいから
「どのようなルートでその企業を知ったのか?」についてはどんな答え方でも問題ありません。
ただし、その会社のどこに惹かれたのか、なぜ応募したのか、といった会社の魅力について一言添えた方いいでしょう。
回答のポイント
会社の魅力についても述べる
どのようなルートで知ったのか、についてはどんな答え方でも問題ありません。
「就活サイトで検索して見つけました」
「友人に教えてもらって知りました」
「御社のサービスを使っていたので」
など何でもいいでしょう。知ったきっかけについて、正直に述べたところで、マイナス評価を受けることはありません。
ただし知ったきっかけだけで終わってしまうと、物足りないので、会社の魅力についても述べ、企業研究の成果をアピールしましょう。
回答例
「勢いのあるベンチャー企業100選、というネットの記事を見て知りました。
広告配信にAIを取り入れる、という新しい取り組みを行っていることに興味を持って御社を調べてみたのですが、他社にはないユニークな人事制度や人材育成カリキュラムがあるということを知って、是非、話を聞いてみたいと思い、応募しました」
とりあえずここでは、企業を知ったきっかけを聞かれているので、あまりダラダラ話さない方がいいでしょう。
この回答の後で、志望動機や志望業界、企業選びの基準などを詳しく聞かれるはずですので、そこで企業研究の成果を存分に発揮すれば問題ありません。
中小・ベンチャーを受ける時は本気度をしっかりアピールする
知名度の低い中小・ベンチャー企業の面接官は、
うちの会社は単なる面接練習で受けているのではないか?
大手の滑り止めとして受けているのではないか?
といった疑いを持っています。
本気でその企業が第一志望、もしくは第一志望郡であるなら、しっかりその本気度を伝えて、面接官が持つ疑いを晴らしてあげる必要があります。
そのために当然、掘り下げた企業研究、自己分析が必要です。また「どうしても御社でなければいけないんだ」という気持ちをうまく伝える方法を考えておかなければいけません。